子育て支援室長(ゲスト講師)から学ぶ❗️

2017/12/12(火)

こども環境科の1年生は「相談援助」を、2年生では「教育相談・育児相談」という授業を受講しています。

今日は地域子育て支援における相談支援という内容で、ゲスト講師に釧路市東部子育て支援拠点センター 子育て支援室長の岡本 栄子先生をお招きしてお話を聴きました。

時代の変遷とともに必要とされてきた子育て支援の実施背景を学び、多くの実例を交えた岡本先生の説明で、子育て支援拠点という親子、家庭、地域社会との交わりをつくる場であることを理解しました。

保育士として現場でこどもと向き合う仕事には、保護者支援や相談が必要不可欠であること、子育てに悩む保護者への個々の支援が如何に大切かを学びました。

地域子育て支援拠点事業の背景や課題、事業内容、相談事例と親子の変化などについて、一つひとつの事柄を丁寧に詳しく説明してくださるゲスト講師の岡本先生。

普段の授業で「相談援助」と「教育相談、育児相談」を担当している田仲先生。田仲先生は保育園長を24年間勤めた釧路の保育の重鎮です。保育実習指導も田仲先生が担当してくださっています。「保育の技術って何だろう?練習すると身につく技術より大切なことは、今日学んだようなこと。こどもの発達を理解した上で、どのタイミングでどんな言葉を掛けたら良いのか、社会性を育てるためにどの位待った方が良いのか」と言った田仲先生の言葉が心に響きます。本当に大切ことを学生はここで学んでいるのです。

中に演習を挟み、相談援助に必要なスタイルを実体験した学生。
「座って話した方が話しやすかった」と演習での実体験の感想を発表した学生。
「釧路に転勤して来た孤独なお母さんが、支援センターで話を聴いて貰い元気になって帰った話に感動しました!」との学生談話。ためになる授業を楽しく学んでいます!