令和6年度特別講義
2025/03/08(土)

令和6年度の特別講義は猛禽類医学研究所副所長で
獣医師の渡邊 有希子先生にお越しいただき
「レスキューは絶滅危惧種を救えるか」
といったテーマでお話していただきました。
こども環境科・介護環境科全クラスと
教職員で聴講させていただきました。

生態系ピラミッドについて教えていただき、
その中の頂点に位置する猛禽類の救護について
事例をもとに学びました。
調べる1つのツール。
日々さまざまな症状の鳥たちが運ばれてくるが
傷病鳥獣ははたして助けるのがいいのか、
楽にしてあげるのがいいのか…
麻痺が残った鳥は人間と暮らすのがいいのか…?
など日々葛藤があるそうです。

また、なぜ猛禽類が鉛中毒になってしまうのか。
それは高次消費者である猛禽類が獲物に打ち込まれた
鉛の銃弾を肉と一緒に食べてしまうことによって起こるんだと学びました。
鉛中毒になると早期発見ができない限り、麻痺が残ったり
命を落としてしまう可能性が非常に高いんだそうです。
実際に猛禽類が麻痺を起こしている動画を拝見しましたが、
人間が作り出したものが鳥たちを苦しめている現実を目の当たりにし
心が締め付けられる思いでした。

猛禽類医学研究所では、そういった生態系を脅かす原因を改善するために
日々研究し、取り組みをされているんだそうです。
自然に触れる活動が多い本校にとっては
大変貴重な、学び多い時間となりました。
こういった知識を頭の片隅に置き
「命」について大切に考えていける人でありたいと感じました。
渡邊先生、貴重なお話を
本当にありがとうございました。