実習を頑張ろう!

2019/06/13(木)

介護環境科1年生は6月17日(月)から4ヶ所の施設に分かれて、2週間の介護実習を行います。

入学から2ヶ月余り、学生は授業の中で介護とは何か、支援とは何か、障がいへの理解と生活を支える基本介護技術など、さまざまなことを学んできました。

今日紹介するのは、実習指導の「食事介助の方法」です。『食べること』は、人として生命を維持していくためには必要不可欠なことです。そして、ただ栄養をとるだけではなく、専門職の視点として「美味しく」食べていただく視点が大切です。食べる時の環境面にも配慮し、その人らしく食事することが大切であることを学んでいます。

安全に、美味しく、楽しく食べるという目的を持って、2人1組のペアとなって演習を行いました。

来週から現場実習が始まる1年生の瞳は真剣そのもの。利用者役と介護者役のロールプレイにも力が入っていました。

2年間で10週間の実習を経験する学生。最初の一歩が来週から始まります。

この日の実習指導の担当は本校専任講師で、長年の介護指導員やケアマネージャーの経験がある伊東利恵先生。利用者の方の立場に立った的確なアドバイスに、学生は納得の表情でした。
演習のペアは割り箸くじで決めました。
「全介助が必要な右マヒの利用者さんへの介助」という設定で演習は進みます。以前に習ったレジメとにらめっこ。右マヒの利用者さんはどちらから介助しますか?
この日は、高齢者が大好きな桃山と鯛焼きのおやつ介助という設定でした。まず最初は、飲み物に誤嚥を防ぐためのトロミ液を混ぜます。トロトロ具合はこの位だと良いかな?
演習が始まると、学生さんはこんなに笑顔!
利用者側を経験することで、自分が実習へ行った時、気持ちを込めた介助ができそうですね。
この日全員のユニフォーム(実習着)が揃いました。全員でハイ ポーズ。実習頑張ってくださいね‼️