倉賀野ゼミに密着!

2020/11/26(木)
自分が興味を持つ保育分野のテーマを、グループに分かれて主体的に学ぶゼミ活動。
こども環境科では、2年次に保育実践演習(ゼミナール)を開講し、学生が主体的に、かつ、一人ひとりが持つ可能性を高める授業を展開しています。フィールドワーク(現地調査)などを行い、1年間かけて研究をしていき、その活動内容をまとめた集大成として発表会を行うことで学びを共有しています。
今日紹介する倉賀野ゼミは、“食育と遊び”をテーマに、保育現場において役立てていける『自らがやりたいと思うこと』を中心にゼミ活動を展開しています。
春にはプランターで、野菜を育て、収穫した大葉で『餃子』や『シソジュース』をつくり、試食しました。
夏に行われた幼稚園実習前には、学生自身が実習で活用できる『遊びのプレゼン』を行い、学びを共有するとともに、学生同士でいろいろなアドバイスを出し合いました。
秋には『わらじ』をつくりました。幼児期の発達や健康の観点から、裸足保育を取り入れている園も多い昨今。(フレンドようちえんも裸足保育を行っています)わらじつくりを通して、今まで気づかなかった保育分野における発見や学びがありました。
こどもたちの幸せな未来を担う保育者。保育分野において“食育と遊び”を研究する意義は大変奥深いと思います。
ゼミの思い出が、未来のこどもたちとの思い出となる日は遠くないはず。
教育方法学が専門の元北海道教育大学教授の倉賀野志郎先生。絶大なる包容力と知識の宝庫で、学生の学びを、適切な助言でサポートします。学生からのどんな意見も肯定的に受け止め、解を一緒に探してくださる頼りがいのある優しい先生です。
この日のゼミは『干し芋』をつくりました。ゼミ費で購入した見事なさつまいも。
①蒸し器でふかし芋をつくります。
②竹くしが通ると蒸し上がりです。
③あつあつのうちに皮をむきます。熱くて大変でしたね。
④事前に作成した手づくりの道具を活用して、切り分けます。
この道具も手づくりなんですって!何て素晴らしい!
形が崩れないように、慎重に(#^.^#)
⑤学生が家から持参した干し器に並んだお芋たち。
食べ時はいつかなー??
この日すぐには食べられないので、実はスイートポテトも作成していましたよ😊
買ったら高い干し芋ですが、お家でも簡単に作ることができるのですね❤️
別日は、味噌つくりを行いました。おから味噌です。大豆を使用するより、短期間で食べられるそうです。
この日は、学生のお母様もアドバイザー講師として参加くださいました。差し入れてくださったステック野菜と手づくり味噌、タンパク質満点餅(大豆を煮た汁と胡桃入り)をいただきました。熟成期間の異なる二つの味噌の食べ比べをし、深みと味わいを楽しみました。満点餅は懐かしい優しい甘さと、コクが忘れられない美味しさでした。ご馳走でしたヾ(๑╹◡╹)ノ"
自然と人間を愛する教育(無条件の受容)の本校は、学生の個性、存在、人格を認め、一人ひとりの可能性を引き出すことを目的とした教育を行なっています。
その人らしく輝ける確かな未来をめざして、安心して学べる環境を提供しています。