就職内定おめでとう!

2020/12/09(水)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する学生は、明輝高校出身で、釧路市内の社会福祉法人に内定した菅原龍世さんです。

高校で福祉を学びました。就職や他分野を考えた時期もありましたが、進学をし、専門的な学びを深めた方が良いと考え、くしろせんもん学校を受験しました。
1年生の時から学生会で活動し、2年生で学生会会長を任されました。人前に出ることが苦手な方で、不安な気持ちがありましたが、仲間の支えがありやり遂げることができそうです。
今年は新型コロナウィルスの影響で、例年通りの学生会活動ができずに悩んだ時期もありました。“地域の方々のために自分たちができることは何か”と考え、『全校生徒による学校周辺の地域清掃』と『垂れ幕でのメッセージ発信』という二つの大きな行事を達成することができました。
介護環科では、2年間で約10週間の介護実習に行きますが、実習に行く毎に達成感を味わいました。利用者さんたちとのふれあいで、何度も「ありがとう」と言われ、嬉しいという気持ちが込み上げてきました。そんな時は、この道を選んで本当に良かったと、心から感じます。
学校で2年間学ぶことにより、働く上で大変なことや、やりがい等を先に知ることができます。また、授業を通し、利用者の方の行動や対応について学ぶことで、どうしてこのような行動をするのかを理解し、利用者の方に寄り添った介護を行えることを知りました。
[聞き手・広報 櫻庭利香子]
最後に、菅原さんに学校の魅力を聞くと「専門的な授業が多く、専門職的にも、人間的にも成長できる学校」と答えてくれました。
4月からは『利用者の方に真っ直ぐに向き合い、日々の生活を大切にしていける介護福祉士』を目指し頑張る菅原さん。就職内定おめでとう!
全ての授業がためなりました。1番好きな授業は生活支援技術と体育です。
中でも『障がい者とスポーツ』は、感動が心に残っています。障がいがあってもスポーツを楽しめる様に、人に合わせてルールを工夫し、援助・支援できる初級障がい者スポーツ指導員の資格も取得しました。(写真は障がい者スポーツのミニ運動会の一葉です)
専門的知識を学び、介護現場で多くの実習を経験することで、より学びが深まりました。
春には全校生徒による地域清掃を、秋には10mの垂れ幕5本を作成しました。強風のため、長期間の掲示は叶いませんでしたが、地域に向けてプラスメッセージを発信できました。
芸道の授業では、介護福祉士として、対象者の生活の豊かさに寄与できる支援の方法を学んでいます。
放課後には、体育館でクラスの仲間とスポーツを楽しみました。

人を安心感で満たす菅原さんの笑顔を大切に。専門的な学びを活かし、笑顔が笑顔を呼ぶ介護のスペシャリストとしての活躍を期待しています(=^▽^)σ