就職内定おめでとう!

2021/01/19(火)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する学生は、砂川高校出身で、砂川市の特別養護老人ホームに内定した館山龍一さんです。

やりたいことや、将来の夢も見出せずにいた中学3年生の秋。
当時の担任の先生に、将来の職業や仕事について相談しました。人と接することが苦手だった私は「人と関わらずにできる仕事はないですか?」と質問すると、「そんな仕事はないのです。どんな仕事にも人との関わりが必ず必要なのですよ」と教えてもらいました。その後、私の性格をよく理解してくれていた先生は介護の仕事を勧めてくれました。それを機に、介護という分野に興味を持ち、仕事や将来、人との関わりについても考えていくようになりました。
高校時代は初任者研修の資格を取得しましたが、標津町に住む叔母の勧めもあり、専門学校への進学を決意しました。旭川や札幌の専門学校のオープンキャンパスにも参加しましたが、高2の夏に参加したくしろせんもん学校に魅力を感じ、受験を確定しました。
入学後は学校生活を送りながら初めての一人暮らしがスタートしました。クラスにも、釧路の街にも少しずつ慣れていきました。2年生になり、バイトを始めると交流関係も広がり、学校以外の友人もできました。苦手としていた人との関わりも、学校生活や実習、接客のバイトを通して克服していくことができました。今は今月末にある介護福祉士国家試験に向け頑張りながら、祖父の待つ地元に帰り、人と関わる仕事に就けることを楽しみしている私です。
[聞き手・広報 櫻庭利香子]

最後に館山さんに学校の魅力を聞くと「多世代交流ができ、さまざまな方々の考え方が学べる学校」と答えてくれました。
4月からは『利用者さんに寄り添って、その方に応じた支援ができる介護福祉士』を目指し頑張る館山さん。就職内定おめでとう!
好きな授業は2年間の長期スパンで学ぶ生活支援技術。写真は1年生で学んだ食事介助。利用者役と介護者役のロールプレイ実践で学びます。
2年生では、移動介助を学びました。実践はオープンキャンパス動画でもご覧いただけます。
学生会に入り、書記として活躍しました。
放課後や空き時間を活用して、好きなスポーツも楽しめました。

中学生時代の恩師の言葉を胸に、今日まで頑張って来た館山さん。お話を聞きとても感動しました😊

ここ道東の釧路でも大きく成長したと思います。


人って素晴らしいんだと感じる心を育てよう。
人間が本来から持っている個性や可能性を発見・実感できる教育環境を創造しよう。
この学校の教育ビジョンも、心の片隅に置いてもらえたら幸いです☆☆