くしろせんもん学校

就職内定おめでとう！

2021/02/22（月)

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。

今日紹介する学生は、釧路市内の認定こども園に内定した佐藤美穂さんです。

［佐藤さんは、国・道からの補助を受けた北海道釧路高等技術専門学院　保育士養成科の訓練コース（2年間）の生徒さんです。

「人の役に立つ仕事がしたい‼︎」と離転職を考え始め、何気なくフリーペーパーを眺めていた私の目に、訓練生募集の広告が飛び込んできました。保育士に憧れはあったものの、なれるとは思っていなかった私は「これだ！」とひらめき、募集説明会に参加しました。国家資格が取得でき、なおかつ雇用保険も延長されるこの制度を活用し、今、２年越しの夢が叶おうとしています。

入学前は不安な気持ちもありましたが、学校生活に飛び込んでみると、同年代で子育て中の社会人の方も多く、すぐに気の合う友人もできました。また、親子程歳が離れている高卒生は良い面をたくさん持ち、尊敬できる点が多くありました。自分にない才能やバイタリティある行動にも感銘を受け、クラスの仲間として良い関係を築けたと思います。本当にあっという間の2年間でした。

好きな授業は「器楽演奏法」です。ピアノが全く弾けずに入学した私でしたが、担当の中野先生が一つひとつ丁寧に教えてくださったため、徐々に上達していきました。夏休み中にもにたくさん練習をしました。しかし、思うように弾けず、悔し涙を流した時もありました。今は、弾き歌いが可能になり、できれば卒業後にもレッスンを続けたいと思う程に今はピアノが大好きなりました。また、家での練習は、努力する姿を娘に見せられたことが、子育てにも良い影響があったと感じています。学校最終日に先生が「卒業まではいつきてもレッスンしてあげるよ」と声をかけてくれたことがとても嬉しくあたたかく心に残っています。

［聞き手・広報　櫻庭利香子］

最後に佐藤さんに学校の魅力を聞くと「困ったことがあれば、すぐに相談できる環境が整っているところ」と答えてくれました。

4月からは『こどもたちが一緒に居て安心できる存在である保育士』を目指し頑張る佐藤さん。就職内定おめでとう‼︎

＊令和2年度の就職内定シリーズは、佐藤さんで最終回です。