発達心理学を学ぼう!
2021/06/17(木)
福岡元教授から発達心理学を学ぼう!
本校のこども環境科では、保育士と幼稚園教諭取得のために発達心理学を開講し(1年次)、教育の基礎的理解を深めています。(2年次に開講している教育心理学は、6月8日の本ニュースをご覧ください)
講師は北海道教育大学元教授の福岡真理子先生です。
発達心理学では、発達の観点から体と心(精神)について知り、どのように関わることが必要かを講義による理解とともに自分たちで課題追求していきます。
保育者にとって、こどもの発達の特性や発達過程を理解することは必要不可欠です。本授業では、発達には個人差があることを理解し、発達ならびに生活の連続性に配慮して保育をできるために、基礎的な知識・技能を学び習得していきます。
道内唯一の文科省指定幼稚園教諭養成専門学校の本校は、北海道大学 釧路校から教員派遣を受け、対面学習を行うことで学生の学ぶ意欲や知識理解の向上に努めています。
福岡先生は毎回の授業毎に授業レポートの提出を行なっています。学生はそのレポートの中で『わかったこと』や『疑問・質問』を書くのですが、どんな質問を書いても良いのです。どんな質問にもわかりやすく、丁寧に答えてくださるのです。また、分野別の質問は知り合いの教授に聞いたり、ご自身で調べてくださったりします。学生の気持ちに100%で答えてくれるスーパー元教授です(#^.^#)
学生たちも真剣に、しっかりと知識を身につけていました。
イラストがたくさん入った大変わかりやすい教科書「史上最強図解 よくわかる発達心理学」を活用しています。
重要なところはアンダーラインを引きましょう!
○×カードで自分の意思を表示しながら授業は進んでいきます。
書き込みがまだの人は×カードを出すと、待ってくれますよ。
参加型授業なので、安心して取り組めますね。
後半には短時間だけアクティブラーニング授業を行いました。(コロナ禍のため、短時間でした)
質問は「こどもがウソをつくのはなぜ?」クラスメイトと2人で考えてみましょう。
今日は第4章「わたし」と「あなた」の違いに気づく 幼児期Ⅱ
を学びました。冒頭で紹介した授業レポートに取り組む学生。教室にはカリカリという学びの音が響き渡っていました。
どんなことも、いつも笑顔であたたかく受け止めてくださる福岡先生。
心理学を学んでから、全ての物事を”おもしろいこと”として捉えられるようになったそうで、笑顔がますます増えたそうです。
授業の最後に、学生さんにこの授業の感想を聞くと「知らない知識を知ることが楽しい!」と答えてくれました。
あなたもくしろせんもん学校で「発達心理学」を楽しく学び、こどもの心に寄り添える保育士を目指しませんか!1