学校法人ほっかいどう学院厚生労働大臣・文部科学大臣指定|くしろせんもん学校

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。

今日紹介する内定者は、釧路市の障がい者施設に内定した佐藤靖宏さんです。（佐藤さんは、国・道からの補助を受けた北海道釧路高等技術専門学院 介護福祉士養成科の訓練コース※1（2年間）の生徒さんです）

親の介護で釧路に戻り休職中だった私は、ハローワークで離転職者向けの介護福祉士養成科を紹介されました。その後、学校に問い合わせをすると担当者がすぐに対応してくれて、学校の話をいろいろ聴くことができ、その熱い語りに心ひかれました。48歳という自分の年齢を考えると不安な気持ちはありましたが、全く知らない未知の世界で一から頑張ってみようと決意しました。

正直、入学後の半年位は「年齢」や「経験」の壁が邪魔をし、“自分はできる”という変な自信があったのか、クラスメイトとも上手く馴染めずに過ごす日々でした。しかし、福祉の勉強が深まるにつれ、人との関わりを０から学ぶことができ、壁が取れてその後は穏やかな気持ちで接することができるようになりました。今は楽な気持ちで毎日を過ごすことができ、「ありがとう」という言葉を日常生活で使う機会が増えました。

学習面では、全ての授業が勉強になりましたが、特に『人間の尊厳と自立』の授業は、人について深く考えさせられ、この授業を学ぶことで世界観が変わりました。人の優しさや辛さを汲み取れる、感じ取れる力を引き出してくれる授業でした。

くしろせんもん学校は、記憶に深く残る素敵な先生たちばかりです。現場で体験されて、解決したり、悩まれたりした重みのあるお話をたくさん聴講でき、自分の人生観が変わりました。

［聞き手：広報　櫻庭　利香子］

4月からは、人の思いに寄り添って、その人の人生が“幸せ”になれるような支援ができる介護福祉士をめざし頑張る佐藤さん。就職内定おめでとう！

※1  上記『社会人向け個別募集説明会』バナーをタップすると、令和３年度用の訓練コースのチラシを掲載しています。

楽しくて明るいクラスメイトに囲まれて、自分が心から楽しんでいます！

「誰かに必要とされる仕事って素晴らしい！」と感じる心を育てよう。学校の教育ビジョンの一つです。