就職内定おめでとう!

2021/12/23(木)
就職内定おめでとう!

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する内定者は、釧路市内の幼稚園に内定した池上学院高校出身の後藤優太さんです。

両親が共働きだった幼い頃の私は、知り合いのお兄さんに一緒に遊んでもらい楽しかった思い出が心に残っていました。
高校3年で進路について迷っていた私は、くしろせんもん学校の存在を進路の先生から聞きました。「保育士は合っていると思うよ」という言葉に背中を押され、また、自分も憧れのお兄さんのようになりたいという思いが深まり、進学を決めました。

入学式では、思っていたより男子学生が多く、式の後に廊下で男子同士で話す機会があり、不安だった気持ちが一気に解消されました。その後は毎日の登校が楽しみとなりました。
せんもん学校には、社会人経験があり年齢の幅があるクラスメイトが大勢います。演習やグループワークでは、とても頼りになる存在で、自分が失敗してもフォローしてくれる人たちがいると思うと、思い切っていろいろなことにチャレンジできました。
工作やネーム作り、紙芝居作りなど、苦手な方でしたが、作っていく作業自体は楽しく取り組むことができました。
特に印象に残っているのは、幼稚園実習です。子どもたちと関わる時間が4週間と長かったため、深く関わることができました。実習の最終日には「お別れしたくない」と朝から泣いてしまう園児さんが居ました。その日は園の計らいもあり、なるべく一緒に過ごし、たくさん遊びました。その後に、園バスで降園した後に保護者から電話があり、お別れのお手紙を渡しに来てくれることになりました。その時にも大泣きしてくれて、本当に大好きになってくれたんだと感動し、忘れられない思い出です。
先日、実習園で発表会があり、見学に行きました。久々にあったその子とは、ずっと手をつないで過ごしました。実習園で内定をいただいたので、4月からは先生として責任のある立場で頑張れるよう、力をつけていきたいと思います。
[聞き手:広報 櫻庭利香子]
4月からは、「人に優しく」「非を認め謝ることができる」自分が手本となり示してゆける先生をめざし頑張る後藤さん。就職内定おめでとう!
自己紹介カード。幼稚園実習でも活用しました。担当の先生は親身になっていろいろな話をしてくれました。特に、幼稚園教諭の魅力が伝わり、頑張ってみようと思いました。
メリハリがあり、遊ぶ時は思い切り遊び、設定保育ではしっかりと取り組む、幼稚園の子どもたちの姿が目に焼き付いています。
苦手だと言っていた制作ですが、見事な筍。さすがです。とても上手ですね。
せんもん学校は、演習の授業が多く、仲間と一緒に学べる安心感があります。
自己紹介のペープサートも可愛くて素敵ですね。
大泣きで泣かれるなんて、実習生冥利に尽きます。素晴らしい!優太先生頑張って!!