釧路市立共栄中学校 上級学校訪問を実施しました。

2022/10/27(木)
釧路市立共栄中学校 上級学校訪問を実施しました。

将来どのような職業に就いて生計を立てていくのかを考え、自立した生活を送るための方向性や課題、今後必要となる能力、考え方を学ぶことを目的とした上級学校訪問。この日は14名の生徒さんが来校し、学校説明・校内見学・授業見学・体験授業に取り組み、上級学校への理解を深めました。
共栄中学校の生徒さんは事前にパンフレットやホームページで調べ学習を行い、それぞれの学科宛に事前に質問事項をいただいていました。質問には学生からもアンケートを取るなどして、真摯に答えさせていただきました。

今日の体験を通し、自分の進路について真剣に考え、誰かに必要とされる仕事って素晴らしいと感じる心が育っていってくれるなら幸いです。
杉村校長先生から挨拶をいただいた後、資格や授業内容に関する学校説明を行いました。
2グループに分かれて、1階から5階までの校内見学を行いました。専門的な授業を展開するために、どのような教室があるのか、設備があるのかを直に観察しました。音楽棟には、音楽室のほか、4つのレッスン室、9つの練習室があり、自分の空き時間にピアノを練習する環境が整っていること知りました。
授業見学も行いました。写真は、こども環境1年生の「こどもの遊びと文化II」の授業見学です。その他、「子ども家庭支援の心理学」「文章表現」「障害の理解Ⅱ」の授業を見学しました。
保育体験は『図工』。この日はプラ板キーホルダーを作成しました。
基本プリントをもとに、デザインや図柄を考え、プラスチックの板に油性ペンで絵を描きました。熱を加えると1/4ほどになってしまうことを頭に入れて、チャレンジしました。
介護体験は『生活支援技術』。衣服の着脱を体験しました。「衣服はなぜ着るのでしょうか?」との講師の問いから始まり、生活の中での衣服の意味を考えました。日常生活では感じることなく過ごしていた当たり前の生活の中で、『自分の聞き手が不自由になった時』を設定して、衣服の着脱を体験し、着脱介助のさまざまな工夫を学習しました。
終了時には、こんなに素敵な作品が出来上がりました!!
時間の都合でキーホルダーにする作業は自宅で行ってもらうことになりました。
今頃は来校の記念となる、素敵なオリジナルキーホルダーが出来上がっていることでしょう(^.^)