就職内定おめでとう!

2022/11/09(水)
就職内定おめでとう!

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する内定者は、釧路市内の幼稚園に内定した弟子屈高校出身で、こども環境科2年生の阿部宏紀さんです。

小学生の頃から小さい子が好きで、中学生のインターシップ授業では保育分野を希望しました。姉4人がくしろせんもん学校のこども環境科を卒業しているため、事前に学校の情報を得ることができていました。高校3年生の春にオープンキャンパスに参加した時、先輩と先生方の関わり方の距離が近く、学びやすい学校なんだなと感じ、進学を決めました。
入学後は、男子中心に仲の良い友人ができ、気の合う仲間とは放課後も毎日の様に遊んだり、助け合いながら一緒に課題にも取り組みました。悩んだ時に相談でき、“一緒に居るだけで楽しい”と思える友人にせんもん学校で出会えるとは思ってもみませんでした。
一番印象深い授業は『器楽演奏法』です。幼稚園実習では「おはようの歌」や「お弁当の歌」を演奏するというピアノ演奏課題がありました。音楽担当の川崎先生が、ピアノが苦手な僕のために楽譜をアレンジしてくれて、夏休み期間にも関わらず特別レッスンを受けさせてくれました『努力は必ず報われる!』という先生の言葉を信じて、夏休み期間や実習開始後も学校に通い、必死に練習を続けました。その結果、子どもたちの歌声に合わせた伴奏ができ、「ピアノは努力」を実感しました。それがきっかけとなり、今はピアノが好きになりました。これからも練習を重ね、子どもたちとたくさんの歌を歌いたいと思います。
幼い頃から夢だった子どもと関わる仕事に就き、個人・個性を大切にした子どもたちの創造力を伸ばしてゆける保育者として頑張りたいと思います。

[聞き手:広報 櫻庭 利香子〕
特待生としても頑張った阿部さんは、2022学校案内パンフレットの学生モデルとしても活躍してくれました。
苦手だったピアノが、今は好きになった!それは、「やればできる!」を実感できたから。
川崎先生 ありがとう!! 
夏休み期間も学校に通い、特別レッスンを受けた夏の日。あの頃の努力の日々が今の自分へとつながっているのですね。
「こんなに一生懸命に取り組んでくれたんだ」「すごく頑張ってくれたんだなぁ」とスマホに保存した写真を見ながら、実習で出会った子どもたちを時々思い出します!(^^)!
設定保育の園児さんたちの作品を嬉しそうに見せてくれる阿部さん。
発想力が抜群で、絵が得意な阿部さんは、子どもたちのために、多くの保育グッズを作成して実習で力を発揮しました。
これは、巨大なジンベイザメ。(実習中の休日に作成したそうです)
設定保育「魚釣りゲーム」のまとめで登場しました。ジンベイザメが出て来た瞬間の園児たちの驚きの表情や笑顔はキラキラ輝いたはず。まさにこれが『電気がついた保育』です☆彡
5人兄弟全員が選んだくしろせんもん学校。本当にありがとうございました。
ここでの学びを活かし、個人・個性を大切にする素敵な先生として、輝いてください(^.^)